説明
森林に囲まれた豊かな山あいの町、鳥取県智頭町。
鳥取県東部、岡山県と隣接する山あいの町、智頭（ちづ）町。町面積の93％が森林という自然豊かな土地に、約6,500人の人々が暮らしています。古くは因幡街道と備前街道が交差する参勤交代の宿場町として、明治以降は林業の町として栄え、人を呼び、この土地ならではの職を生み、文化を創ってきました。
そんな智頭町の特産品を作りたい、豊かな水を守りながらものづくりをしたい、という想いを持つ智頭の女性たちが、2005年に立ち上げたのが藍染工房ちずぶるーです。その後、2020年に継業し、現在は30～40代の女性たちが中心となって制作に取り組んでいます。「誰かの宝物になるような藍染」を目指し、魂込めた丁寧なものづくりに取り組んでいます。
Made in Chizuにこだわる、ちずぶるーの染料づくり。
ちずぶるーのものづくりは、春の初旬、4月頃に染料となる“藍”のタネをまくことから始まります。水やりや野草を取り除いたり、牛糞を追肥したり。丁寧な手助けのもとで育つ藍は、7~8月頃に収穫し、太陽の下で乾燥させます。この時、手作業で茎と葉を選別し、色素がギュッと詰まった葉のみを染料にすることで、澄んだ藍色に染め上げることができます。
10月頃、干した葉を1ヶ月程かけて醗酵させ、自家製造の天然染料「蒅(スクモ)」を作ります。この時欠かせないのが「切り返し」という作業です。醗酵を手助けするために、1日1回、藍の外側と内側を入れ替えるように混ぜます。力と根気のいる作業は大変ですが、藍の色を決める大事な作業なので汗をかきながら真剣に取り組みます。
美しく連なる杉山、智頭ならではの情景を”絞り”で表現。
ちずぶるーの定番商品であるランチョンマットは、智頭町ならではの風景である杉山をモチーフとしています。一枚の布地に模様を表すために用いるのは、”絞り”という染色技法です。染める前に布地を糸と針で縫い進め、縫った布をギュッと絞って固く締めることで、白地の模様を表現しています。糸で固く絞られた部分には藍の色素が付着せず、白い模様が浮かび上がります。ただ染めるだけでもひとつひとつに個性が出ますが、”絞り”で染め上げた縫い目の細かさや絞り具合でも、染めるときの触り方で仕上がりが大きく変化します。まさに世界にたったひとつ、あなただけのランチョンマットです。
暮らしをやさしく彩る、”ちずぶるー”ならではの澄んだ藍色。
幅40.5㎝×長さ29.5㎝の布地は、お食事やティータイム、晩酌時のランチョンマットとしてはもちろん、花瓶や飾りを置いてテーブルセンターとしても使いやすいサイズです。丁寧な手作業による藍色は、食卓にやわらかな彩りとあたたかみを与えてくれます。
“ Made in Chizu “にこだわり、智頭町の清らかな自然の恵みのもと染料づくりから染め上がるまでの全ての工程を手作業で仕上げた、澄んだ智頭の藍色”ちずぶるー”を、暮らしの中でお楽しみください。
商品詳細
杉山のランチョンマット
商品サイズ：幅40.5㎝×長さ29.5㎝（フサ約1.5㎝含む）
原材料：綿100％
お届けについて
ご注文日から5営業日程度で発送します。万が一欠品の場合は1～2ヶ月かかる場合がございます。
宅急便（常温・60サイズ）での発送となります。
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